vol.13「FABRICが⽬指すべき場所 -代表の想い-」

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FABRIC GROUP柴社長へインタビュー。立ち上げ当初想いから、今後FABRICの目指す場所まで、赤裸々に語っていただきました。

柴社長がFABRICを立ち上げるまでの、これまでの経緯を教えてください。

柴社長「水商売をはじめたきっかけは、二十歳になり周りも働きはじめそろそろ自分も働こうと思い動いた時、単純に採用ページの『学歴不問』や『月収100万円以上可能』などの文言に惹かれ、たまたま応募したのが渋谷のキャバクラでした。27歳になるまで同じグループで7年間勤めていましたが、7年間勤める中で、ある程度中のことがわかってきたので次は外のこと、いわゆる求人や商品開発の方もできるようになればいつか自分のお店が持てるのではないかと思いはじめ、最初に求人(スカウト)の会社を立ち上げました。しかし4年目の後半あたりで、知人に誘われた事業で失敗してしまい、会社を手放し、無一文になったんです。そこから1年くらい友人のキャバクラを手伝ったりとフラフラしていたのですが、ある日街中で声をかけられ、その方に紹介された先がまたものすごく大きなグループで。どうせ立て直すならまた大きい組織でやってみようと再起を決意しました。運が良いことにそこから結果もついてきて、六本木の責任者にも抜擢していただき、一度人生のどん底まで落ちたところから生活を立て直すことができました。そしてようやく一人暮らしなどができるようになったタイミングでFABRIC立ち上げを決めました。今年でもうFABRIC自体は9年目ですね。」

FABRIC代表になるまでは、どんなことをされていましたか。

柴社長「立ち上げ当時の社長は現FABRICのオーナーになるので僕は社長になって4年目になりますが、どんなことをしてきたかというと店長や責任者になる時とあまり変わらない気がします。結局全てにおいて結果を出すというのは一番必要ですし、人間性も大事ですし、FABRICをなんとか良くしたいという想いが人より強かった結果、ここへ結びついたと自分では思っています。代表を4年間やるなかでやはり色々大波、小波はありますけど、それでもやはりマイナスにならずになんとか乗り切ろうという想いは今も強くあるので、なんとかここまでやっていますね。」

FABRIC立ち上げ当時の想いやきっかけはありましたか。

柴社長「立ち上げを決意した当時、男性7人と女性14人が一緒についてきてくれたのですが、まずはその子たちをなんとかしてやらなきゃという気持ちだけでしたね。これでこけるわけにはいかないと。 また、立ち上げる前に僕が店長をしていた六本木のお店も、当時六本木で1番の売り上げだったからこそ、そこを辞めて新規で立ち上げるという責任やプレッシャーはもちろんありました。
店舗が増えれば増えるほどスタッフの熱量が分散してしまうことはもちろんありますが、基本仕事に熱量の高い人たちが集まっていれば、日本一は目指せると思っていて。まずは1店舗でも日本一の店を作ってやろうと思ったのがFABRICを立ち上げたきっかけです。」

FABRIC立ち上げ後、一度でも辞めようと思ったことはありますか。

柴社長「ありますよ、1度FABRICから独立しようとまで考えたことがあります。皆働いていれば不満は絶対にあると思うのですが、僕の場合は立ち上げて4年目くらいにその不満というものが大きくありました。未来を考えた時に掲げていた理想と自分が置かれている現状に差を感じていて、FABRICをもっと良くするために必死に動いても変わらなかった時期があり。その不満が溜まった結果当時は辞めようと思っていましたが、会社を変えると言っているだけではだめだと、変えるために自分自身ももっと戦っていかなければならないよなと考え方を思い直し、とどまりました。」

今後のFABRICの理想はありますか。

柴社長「理想は1つだけですね、どこの地域でもNo.1と言われるような店舗を作るというのは変わりません。素晴らしい熱いスタッフがいて、やる気のあるキャストがいて、そこに期待を持ったお客様がいらっしゃる、という元々のキャバクラの原理原則は絶対に諦めたくない目指したいところではあります。」

FABRICで働くスタッフには、何を与えられて、どんなメリットがあると思いますか。

柴社長「FABRICで働く意味ってなんなのってなったときに、1番になりたい!という気持ちが根底にある子たちであるとすれば、かなり面白い会社なのではないかと思います。誰よりも仕事をしていたら普通に出世もできますし、No.1を取りに行ける環境が揃っているというのが良いところです。また、僕自身この会社で一番変わったのは人間性なんです。実績だけではなく、社会人としての人間性も大きく成長できるというのは強いと思います。そういった環境だからこそ、根本しっかりとした考え方を持っている男たちがいる、というのはスタッフだけではなくキャストにとっての一つの魅力だと思います。」

柴社長が今後目指すべき場所を教えてください。

柴社長「元々どんな小さい箱でも、どんな小さい地域でも1番を取ろうという想いが初期のビジョンでした。そこから店舗数も増え、会社のビジョンも大きくなり、次は主要都市(当時だと新宿)で1番を取ろうという目標ができました。そして新宿で1番を取った時に、次は全国で1番を取ろうとさらに目標が大きくなり、どんどん目指す場所も大きくなってここまできたのでこれからも目指す場所はどんどん変わっていくと思います。おそらく僕が知る限りでの全国の主要都市と呼ばれる場所には、全部店舗は立ったのかなと思っていて、もし今後店舗展開があるとしたら、主要都市での2店舗目、3店舗目、と広げていくと思います。」