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全国8店舗を展開するFABRICグループで、最も多くの異動を経験してきた岩本さん。25歳でFABRIC六本木本店にアルバイトとして入社し、わずか3年でセブン店・札幌店の統括代表に昇格した彼に、「異動と出世のからくり」について聞きました。
岩本さん「最初に夜の仕事をはじめたのは19歳頃です。その頃は昼の仕事と夜の仕事を両立していたり、夜の仕事だけではありませんでした。そこから25歳でFABRIC六本木本店にアルバイトとして入社しました。アルバイト2ヶ月後に社員になり、本店で9ヶ月、新宿店で半年、セブン店の立ち上げで副店長として約2年、そこから札幌店の代表になって1年半。そして今年9月からは札幌店とセブン店の統括代表を務めています。セブンの2年間はFABRIC史上一番大変でしたね、でも仕事として急成長できたのもその2年間だと思っていますし、そこから自信もついて札幌へ異動もできました。」
岩本さん「地域性の違いで言うと、札幌のすすきのは六本木よりもエリアがコンパクトなので団結力が強いスタッフが多いですね。セブンは個室が14部屋もある大箱なので、個人個人の能力の高さが求められます。六本木本店は3階から10階までフロアが分かれているので、空間把握能力が問われる環境。キツい分、成長できる店舗だと思います。未経験で入るなら、どうせやるならキツいところで成長したいという人は本店が良いと思いますし、学生アルバイトや学業と両立したい人なら、札幌や福岡といった地方店舗の方が向いているかもしれません。」
岩本さん「大きく分けると2つパターンがあります。1つは『自分で志望する異動』。各店舗の代表と社長が話をして、現在の店舗と希望異動先の店舗の代表、そして社長がOKだったら基本的に移動できます。もう1つは『会社から頼まれる指名型の異動』です。指名型は、新店立ち上げのサポート要員として行くケースや、店長や代表として店舗を立て直すために送り込まれるケースがあります。」
岩本さん「やはりFABRICは北海道、福岡、大阪、東京という主要都市に店舗を持っているので、住んでみたいというだけの理由でも、同じ会社のまま社員として異動できるのは良いなと思いますね。寮が空いていればそのまま住めますし、普通の会社では自分が移動したいから移動できるものじゃないと思うので、本人の意思を尊重するグループだなと思いますね。」
岩本さん「できます。本店の青木店長は過去に北海道への異動を断っていました(笑)。無理やりの異動はないですね。僕が札幌の代表になった時は、柴社長から呼び出されて『行ける?』と聞かれて、30秒くらい考えて『行こうかな』という軽いノリで決めましたね。どっちにしてもプラスになるなと思ったんです。」
岩本さん「会社からの異動の場合は、基本的に現地での家の手配など住居に関するサポートがあります。給与は、売上規模が東京の方が大きいので地方に行くと下がるのが普通かなと思いますが、会社からの移動願いで異動をし結果を出したらもちろん上がります。給与が変わらないまま札幌などの地方へ行けば、東京に比べて家賃が安い分、生活費は下がるので実質的にはプラスになりますね。代表と統括代表では給与も変わります。」
岩本さん「お客様に話せるネタが増えたのは良かったと思いますね。『北海道どうなの?』『新宿どうなの?』と聞かれた時に、自信を持って答えられます。各地方のバーからご飯屋さん、観光スポットまで話せるのは強みです。いろんな話の膨らみを出せる知識を得られたのは大きいですね。また僕個人の意見ですが、やはり異動経験と出世は関係あると思っています。環境を変えることによって自分のやるべきことも強制的に変わるので現状の環境に甘えることもないですし、異動は自身にとって良い経験になると思いますね。」
岩本さん「素直さ、謙虚さ、向上心。お店で起こっていること全てを自分事だと思える責任感。人に嫌われないこと。部下、同僚、上司に対して言いやすいような関係性を自分から作っていけるコミュニケーション能力も大事だと思います。それから、営業が終わって皆が休んでいる時に、振り返り反省をすること。僕自身やっていたことなのですが、基本営業後にそんなことやっている人は少ないので、本当に上に上がりたかったら周りがやっていないことをやれば出世できると思っています。なにより一番大事なのは、自分がなんで出世したいかの動機の力強さだと思います。僕も動機が2つあって、1つはどこの会社でもどこの環境でも上に行ける人ってやりきれる人だと思うので自身でもそれを達成してみたいなと思うのと、もう1つは娘がいたり、広島の実家の母へ仕送りをしたりと、単純に周りの黒服さん達よりお金を稼がなければいけないという思いは強いと思います。自分の人生も有意義なものにしたいので。」
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